さぁ、演奏を始めよう! ―新しい発見の4日間―
*茨城大学の学生による記事です。ぜひご覧ください。
8月7日から10日までの4日間、四季文化館みの~れで「はじめての金管楽器教室」が開催されました。この企画は金管楽器未経験や経験の少ない小学生に演奏を教えて、最後に合奏を行う事業です。教室の講師である鴨志田眞広さんは、小美玉市では現在、演奏を嗜む人が減っていると語り、小学生に楽器に触れてもらうことで未来の吹奏楽部員の育成を目的に教室を実施していると事業の目的を教えてくれました。
教室では、講師と生徒によるわきあいあいとしたやり取りがなされ、演奏に集中しつつも終始楽し気な雰囲気で練習が進みます。鴨志田さんは、兄弟でマーチングバンドを広めることを目的にContiNEWというマーチングパフォーマンスグループを結成して活動していました。そんなときに、四季文化館みの~れから小学生のために金管楽器教室を開きたいという相談を受けて、この教室の講師を引き受けることにしたそうです。楽器教室の活動は楽器を集めるところから始まりました。かつて金管バンドがあったが、活動していない小学校を回り、使用可能な楽器をみの~れに持ってくることで教室を開催することが可能となったそうです。
現在は「はじめての金管楽器教室」を終えた参加者を対象とした「ちょっとだけ経験者コース」をあわせて行っています。鴨志田さんは教室のモットーを「楽しむこと」と教えてくれました。授業のような堅苦しさを極力出さずに、フランクな接し方を心がけているそうです。それにより教室内のコミュニケーションが活発となり、世代を超えた交流の場を作り出しています。
鴨志田さんは、楽しむことで長続きし、より上達しやすくなると思っています。実際に、ある生徒から話を聞くと「細かい部分まで詳しく、分かりやすく教えてもらった」「何回でも来てみたい」と教えてくれ、鴨志田さんの思いは伝わっています。
楽しんで上達する。その思いは確実に未来の吹奏楽部員を生み出す一翼を担っているようです。
コメント ( 2 )
金管楽器、あこがれるけど敷居が高いイメージあるからすばらしい機会ですねー!
みの~れにインターンシップとしていらしてくれてありがとうございます。
今回は、行政と住民が共創し楽しい文化を創り出しているみの~れの裏側を、学生の皆さんに知ってもらう機会にもなったと思います。
次は、ぜひみの~れイベントに遊びに来てください!