「新しい自分・もう一つの居場所が見つかる場所」クルーコスモスで頑張るユースの声

学生による記事

*茨城キリスト教大学の学生による記事です。ぜひご覧ください。

小美玉市には「小川文化センターアピオス」「四季文化館みの~れ」「生涯学習センターコスモス」の3つの文化ホールがあり、四季文化館みの~れを拠点にオリジナル ミュージカルを上演する「演劇ファミリーMyu(みゅう)」、生涯学習センターコスモスを拠点に著名作品を上演する「演劇Crew Cosmo’s(以下、クルーコスモス)」という2つの市民劇団があります。クルーコスモスの慶野さくらさん、木植莉穂さん、小石川りりあさんにお話を伺いました。

※ 左から小石川りりあさん、木植莉穂さん、慶野さくらさん

クルーコスモスは、2008年に小美玉市で行われた国民文化祭演劇祭をきっかけに結成された劇団で、以後、「シンデレラ」「オズの魔法使い」「不思議の国のアリス」など世界の名作を上演しています。現在は、市内外の小学3年生から60代まで24人で構成されています。

毎年4~6月に開催される演劇体験講座(生涯学習センターコスモスが主催)への参加者の中から希望者がクルーコスモスに入団 。既存メンバーと共に6月から週2回の稽古を積み重ね、8月に公演を行っています。オーディションを行い、配役し、集中稽古を経て本番を迎えます。稽古と並行し、10代20代のメンバーを中心に衣装制作や チラシ作りもしています。

公演までの準備期間が2カ 月。短くないかと尋ねると、「短期間集中的に稽古を行うことで、私生活と両立しながら活動を続けて行くことができる」と慶野さんが教えてくれました。

「小さい頃は人見知りで、『蚊の鳴くような声だ』と言われていましたが、今ではアルバイト先で『覇気があるね!』と褒められます(木植さん)」「中学校吹奏楽部の演奏会で司会を務めたとき、『とても上手だった』と先生が褒めてくれました(小石川さん)」と、劇団の活動が私生活にも生かされていて、学校生活だけでは得ることのできない、特別な経験ができることによって自身の成長を感じているようです。

「演劇が好き!」「新しいことを始めたい!」「自分の居場所を見つけたい」と思っている方は、ぜひHP、Instagram、Twitterをチェックしてみてください。随時団員募集中とのことです。

※演劇Crew Cosmo’sが上演する「ピーターパン」

公演情報 http://cosmos.city.omitama.lg.jp/0497/info-0000007871-7.html

演劇Crew Cosmo’s
公式HP  https://crewcosmos.jimdofree.com/
Instagram  https://instagram.com/cosmos.crew2007
Twitter  https://mobile.twitter.com/crew_cosmos2007

  • コメント ( 3 )

  1. こむぎ

    劇団の活動が社会生活に生かされ、しかもバランスよく両立できていること、とても素晴らしいですね。
    お若い方が、同年代の活動を紹介する記事、若い世代の躍動感を感じました。
    写真も素敵で、元気をいただきました!
    ありがとうございます。

  2. カガタタクヤ

    僕の地元にもこんな劇団があったらなあ!自分のこどもと一緒に参加したい!

  3. overs24

    市内に文化ホールが3つあって、市民劇団が2つある。
    そこで若い世代がクリエイティブな活動に打ち込んでいる。
    なんと素敵なことでしょうか。
    これからもこんな若い人たちがたくさん育つ劇団であり続けてください。

郡司千尋

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小美玉市出身・在住です。茨城キリスト教大学で英語の勉強をしています。学生の目線から、私が生まれ育った小美玉市について発信していけたらなーと思っています。

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