はじめての小美玉
*常磐大学の学生による記事です。ぜひご覧ください。
「すごく有名な観光スポットは無いけれど、磨けば光るダイヤの原石がたくさんあるんです」。そう教えてくれたのは、観光案内を行う小美玉コンシェルジュの指導員、田村美穂子さんです。市内でクリーニング店を経営しながら、小美玉市のPR活動を行う市民チームOmitama Shigoto(オミタマシゴト、7名)のメンバーとして、映像配信番組を作ったり、話題の人物やグルメ、お薦めスポットなどを紹介しています。今回は、「小美玉初心者に知ってほしい」お話を伺いました。
まず、茨城空港のことを伺いました。航空自衛隊百里基地に民間航空機が乗り入れできるよう新滑走路が整備され、2010年3月に自衛隊基地との共用飛行場として開港しました。田村さんに取材をしている間も、ヘリコプターが飛んでいく瞬間を見ることができました。2020年は新型コロナウイルスの影響で国際線が全便運休になるなど、茨城空港の搭乗者と見学者ともに大幅減少しましたが、現在は空きスペースを使って展示やイベントを開催しています。田村さんは茨城空港応援大使をしていたこともあり、茨城空港のイベントにも多く関わっています。「茨城空港は交通拠点施設ですが、観光スポットの一つでもあります」と教えてくれました。
茨城空港のすぐそばにある、農産物直売所や物産館、レストラン、ヨーグルト工場などを併設する小美玉市の観光交流施設「そ・ら・ら」では、お試しでお店を出店できる「チャレンジショップ」という制度を設け、現在3店舗が出店しています。その中で田村さんが紹介してくれたのが「カフェ まつのぢ舎」。こだわりの一品はホットサンド。知り合いの農家や直売所で手に入る旬な小美玉食材と、市内のパン工房「ブーランジェ・パンセ」が製造しているおみたまヨーグルト食パンを使っています。この日のメニューは、ほうれん草とハムチーズのホットサンド。おみたまヨーグルト食パンのホットサンドは甘みがあって、もちもちの食感。地元産生乳100%の「おみたまヨーグルト」でしか作ることができない味です。
田村さんがお勧めしてくれた、鶏卵日本一の産地だからこそ手に入る栄養価の高い初生卵。市場価値の高いニラ。都内高級料亭に卸されているレンコン。県の銘柄指定産地のイチゴ。日本を代表する酪農の里で生産するヨーグルト。新鮮で美味しい食材が豊富で、ヤマトタケルノミコトの伝説があったり、きりえ画家滝平二郎の出身地だったり、いつの時期に来てもいろいろな花が咲いている小美玉市。自分だけのお気に入りの場所やものが、きっと見つかります。
コメント ( 4 )
私もまつのぢ舎のホットサンド大好きです。旬な野菜たっぷり嬉しいですよね。
青森は、30年前十和田湖へ。4年前は弘前と青森市へ、ねぶた記念館とかも偉く感動しましたよ!茨城より都会感あるある!
小美玉の魅力が素敵にまとまっていて、嬉しくなりました。
私はまだ、カフェまつのちじ舎さんに行ったことがないので早々に行きたいです。美味しそうなホットサンドの写真を見たら、夕食を食べたばかりなのに食べたくなってしまいました。
はじめての小美玉で、田村さんから魅力的な話を聞いて、まつのぢ舎さんで松尾さんに会って、おみたまヨーグルト食パンで作るホットサンド食べて、おみたまソフトも食べたっけ。
間違いない小美玉魅力体験コースでしたね!
学生さんの記事、とても頼もしく拝見しています。
若い方が積極的に地方に目を向け、少しずつその価値を見出してくれていることは、素晴らしいと思います。
これからの記事も、とても楽しみにしています!