麺屋むじゃきの人気の秘密とは!
小美玉市に「三代目むじゃき」と「本部製麺所」を構える「麺屋むじゃきグループ」は、現在茨城県内に7店舗を展開し、どのお店も行列が絶えない人気のラーメン店だ。濃厚スープの「むじゃきそば」をはじめ、各店舗で多彩なメニュー展開をしている。社員28人、パート・アルバイト100人を抱える「MJK食品株式会社(麺屋むじゃき運営会社)」の社長であり、創業者でもある山崎克彦さん(50歳)の秘密に迫った。
中学生の頃は自作のゴルフクラブで遊び、ゴルフ部がある高校に進学、21歳でプロゴルファーになり、大会で優勝を目指すという夢を追いかけてきた。全国を転戦する生活が続き、有名ラーメン店を食べ歩くのが趣味となった。
年齢的にも厳しくなってきたことからゴルファーを40歳で引退し、ラーメン屋の世界に飛び込んだ。1店舗目の麺屋むじゃきを水戸に開業したのが2011年3月5日。理想的な物件が見つかり、あえて小規模な店内で開業したが、そのわずか6日後に東日本大震災で被災し、苦難のスタートとなった。
「11日は14時まで営業していました。お店のタイルや壁にひびが入り、せっかく揃えた丼ぶりが割れてしまい、プロパンガスが噴き出していました。今振り返っても大変な状況でした」と山崎さん。全力で復旧作業にあたり、8日後には再オープンすることができた。
当時水戸市では、濃厚系で鶏白湯と魚介のWスープのラーメンは珍しく、連日大行列となった。その後3年間売り上げは右肩上がりとなり、2014年4月「二代目むじゃき」をひたちなか市にオープンさせた。
3店舗目の出店を計画するにあたり、これまで店舗で生産していた麺の供給を維持させるため製麺所を設ける必要があった。そこで実家がある小美玉市橋場美に製麺所兼本部を建設し、妹や父に麺の配送などの仕事をサポートしてもらった。
製麺所や石岡市とのアクセスの良い小美玉市栗又四ヶに2017年5月、「三代目むじゃき」をオープンさせた。初代からの看板メニュー「むじゃきそば」や、最近は「台湾まぜそば」が人気だ。これらはどの店舗でも食べることができるが、三代目限定のメニューも毎月恒例となっていて、SNSで最新情報が発信されている。
2019年7月に「四代目むじゃき」(日立市)、2021年2月に「五代目むじゃき」(那珂市)を開業。「思い立ったら即行動が大事。怖がっていたら先に進めません。守りでは味も売上も落ちる」。今や茨城県を代表する人気店として各地に展開する麺屋むじゃき。山崎さんの元で仕事をしてみたい人も多い。
それぞれの店舗で限定メニューがあり、一般的なチェーン店でいう「どこのお店でも同じ味」ではないことが最大の魅力だ。店舗を預かるマネージャーや店長が力を尽くして限定メニュー開発をしている。
社員が休暇の日や年末年始などは、山崎さんも厨房に立つ。現在も食べ歩きは欠かさず、さらなる新店舗の計画もあるようで、まだまだ麺屋むじゃきは進歩していく。
三代目むじゃき
小美玉市栗又四ヶ2564-3(駐車場30台)
昼の部 11:30~14:30 夜の部 18:00~21:00
※テイクアウトメニューあり
※材料が無くなり次第終了
※木曜日定休
毎月恒例の三代目むじゃき限定メニューの情報はTwitterでチェックできます。
三代目むじゃきTwitter https://twitter.com/3rd_mujaki
麺屋むじゃきオフィシャルサイト https://mujaki.wixsite.com/mjk-official
コメント ( 4 )
「むじゃき」さんは各店舗ごとに違った味を楽しめるとのこと、巡って楽しみたいです!
小美玉はおいしいラーメン店がたくさんあるそうですね。
ぜひ、順番にいろいろなお店を紹介してください。
こむぎさん
コメントありがとうございます。
小美玉、実は人気店がたくさんありますね♪
かしこまりました。
タウンジャーナルならではのお店紹介をしましょう(∩´∀`)∩
ラーメン大好き!
むじゃきのラーメンが各店舗で限定が有るの知りませんでした。
全部、制覇したいです^_^
こらからも、美味しいラーメン作り続けてください。
プレーンヨーグルトさん
コメントありがとうございます。
限定メニューは短期間だったりしますので、全制覇は大変ですよ~♪
でもぜひチャレンジしてくださいませ♪
まずは三代目へ!