おみたまレシピvol.6 ~卵とはんぺんで作るかんたん伊達巻き~

料理

日本一の生産量を誇る小美玉の卵で作る「かんたん伊達巻き」のレシピを紹介します。
新年の幸せを願い、海の幸、山の幸を縁起良く盛り込んだおせち料理には、一の重(祝い肴)、二の重(焼き物)、三の重(煮しめ)、予の重(酢の物・和え物)があります。今回は一の重に入っている伊達巻きを作ります。本格的な伊達巻きは白身魚(鯛やタラ)を使いますが、このレシピでははんぺんを使うことでふっくらとした仕上がりの伊達巻きが作れます。

伊達巻きをおせち料理に入れる理由は、巻かれた形状が巻物に似ていることから、学業成就の願いが込められ知識や文化の発展を願うためです。また、卵のきれいな黄色が豪華な雰囲気を作り出し、一の重が華やかになります。

【材料・1本分】*使用した天板は29㎝×29㎝
卵     8個(Lサイズ)
はんぺん  4枚(約240g)
だし汁   大さじ4
      (水大さじ4+顆粒だし小さじ1/2)
白だし   小さじ1
砂糖    120g
みりん   大さじ1

【作り方】
*天板は入れずに、オーブンを180℃に予熱しておく。
*天板にクッキングシートを敷いておく。

①はんぺんを2㎝角くらいに切っておく。

※はんぺんを切ります

②材料(卵・はんぺん・だし汁・みりん・砂糖)をミキサーに入れて、滑らかになるま で1分くらい撹拌(かくはん)する。

※ミキサーで撹拌します

③クッキングシートを敷いた天板に②を流し入れてオーブンの下段に入れる。180度で15分~20分ほど焼くとふっくらと膨らんでこんがりと焼き色が付いてくる。

※天板に流し入れました。

④竹串を刺してみて、何も付いてこなければ火が通っている。上部に焼き色が付いていないときは、天板を上段に移して1~2分様子を見ながら焼き色をつける。

※ふっくらと膨らみました

⑤濡らした鬼すだれ(なければ巻きすでも可能)に、焼き色が付いている方を下にしておく。
*鬼すだれ(巻きす)は、水分を吸い込まないように濡らしてから使います。

※鬼すだれに置きました

※切れ目を入れます

⑥かたちよく巻くために、手前から2㎝くらいの間隔で横に包丁の先で3~5mmくらいの深さに軽く切れ目を6~7本入れて手前から巻く。両端を輪ゴムで止めて立てて冷ます。

※鬼すだれで巻いて完成

※立てて冷ます

※完成

⑦冷めたら鬼すだれから外してラップにくるんで冷蔵庫に入れる。

【ポイント】
*はんぺんはメーカーにより重さが違うので分量より多少すくなくても大丈夫です。
*砂糖は好みで加減してください。
*オーブンの機種により焼き時間や、天板の大きさで伊達巻きの厚さも変わります。上記の時間、伊達巻きの太さは目安です。
*クッキングシートは天板より1㎝くらい大きく切って敷いた方が卵液を流しやすいです。
*鬼すだれ(巻きす)を立てて冷ます理由は、伊達巻きの余分な水分を取るためです。
*鬼すだれ・巻きすがない場合はラップでも大丈夫ですが、輪ゴムで止めて立てて冷ますことはできないので横にして冷ましてください。

今回使った小美玉産の卵はこちらで購入しました。

朝採りたまごと新鮮野菜の直売所『ワイワイ』
住  所:小美玉市柴高1014-1
電  話:0299-56-6662
営業時間:9:30~17:30
定  休 日:毎週月曜日

直売所『ワイワイ』は、朝採りの愛鶏園の「愛たまご(ブランド名)」を販売しています。
入荷時間は定休日を除いて毎日10:30
新鮮な産みたての卵が購入できます。

採卵養鶏会社 株式会社愛鶏園(小美玉農場)
住  所:小美玉市鶴田285

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藤田佐知子

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★編集部★ 美野里地区を中心に取材を担当しています!よろしくお願いいたします。

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