「住民劇団」が18年間続くワケとは
小美玉市四季文化館みの~れ(同市部室)のオープンと共に2002年に生まれたのが、みの~れ住民劇団「演劇ファミリーMyu(みゅう)」だ。団員は小学1年生から70代まで、学生や主婦、教師や会社員など様々な住民で構成され、今年で結成18年目を迎える。脚本や演出、作曲、道具制作も住民が手掛けるオリジナルミュージカルを定期的に公演。関わり方も多岐にわたり、100人を超える人が尽力して成り立っているという。
仕事や生活習慣も異なる人々が集まり、一つの舞台を作り上げることは、一筋縄ではいかない。本業との兼ね合いがうまくいかなかったり、運営上では特定のメンバーに多く負担がかかってしまったりと、住民劇団ならではの苦労も多い。代表の柴山真理子さんは18年活動を継続できている理由を「人と人との繋がり」だと話す。「それぞれ違うバックグラウンドを持つメンバーや、活動を支えてくれるみの~れの方々も含め、関わっている人がとても魅力的。演劇を通してそのような人と交流できるのはとても楽しいし、自分が誰かの役に立っていると感じられる」。
舞台をつくる上で、人とのコミュニケーションは欠かせない。その中で育まれる人間力は、必ずや人生を豊かにしてくれるだろう。
Myuは、それぞれのライフスタイルを大事にすることを一番に、その中で楽しく活動ができるよう、常に環境づくりに最善を尽くしている。
家族のようにあたたかい場所、「演劇ファミリーMyu」。今後の動向にも目が離せない。
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コメント ( 7 )
ステキな取組みですよね。数年前まで劇団があったことなど、知らなかったことがたくさんありました。この記事から、また新しい人に知ってもらえるきっかけになりますように
写真が躍動感があってすごくすてきです!イキイキした雰囲気が伝わってきました(*^^*)
私も、小美玉市民となって4年程は、みの~れ に 「演劇ファミリーMyu」すら知りませんでした。みの~れ を知ったのも、友人たちが茨城のジャズ演奏会に出て、間もなく自分もジャズコーラスで出るようになってからです。いまは、気軽にコンサート、演劇鑑賞、各種展示会でお邪魔しています。 18年間も頑張って来れたのは、柴山さん達と市民と役所を味方につけられた努力と思います。素晴らしい記事を有難うございました(^o^)丿
もう1人の自分になれる場所があるっていいなと思います。
一つの目標に向かって、みんなで進んでいくのも素晴らしいと思います。
核家族が多い中、このような大家族の中で過ごせることは宝物だと記事を読ませていただき伝わってきました。
なんで小美玉っておもしろいんだろう?の質問でよくこたえにでてくるみのーれのこの活動!記事で読めたのははじめてでした。なるほどーー!すごい!
「組織のための人」ではなく、「人のための組織」なんですね。
劇団にたくさんの人が関わって、素晴らしい作品が作り上げられているんですね!これからも応援します!