体と心の健康を目指す「つどいの場」~女性の健康教室開催~

健康

2月2日、小川保健相談センター(小美玉市小川)で「女性の健康教室」のオリエンテーションが開かれました。教室の主催は小美玉市保健衛生部健康増進課、講師は例年通り健康運動指導士・管理栄養士である花谷遊雲子(はなたに ゆうこ)[*1]さん。全5回の講座で、女性が自分の健康について学び、 講座の期間中、実際にバランスのとれた食事や代謝を高めるための運動を実践します。受講前後の体の変化を確かめ、健康意欲を高めることが目的です。

*1
花谷遊雲子さん:茨城県常総市生まれ。.管理栄養士・健康運動指導士。京都府立大学大学院 食生活科学専攻課程修了。保健所勤務を経て、2001年よりアスリートのサポートに携わる。

※花谷遊雲子さん

今回の参加者は 40 代から 50 代の 5人です。このうち3人がリピーターで、講師の花谷さんの明るい人柄を慕って参加する住民もいました。スタッフは看護師・保健師・管理栄養士である市健康増進課職員が5人。花谷さんに続いてスタッフと参加者全員が自己紹介をするとすぐに打ち解けて教室の中は和やかな雰囲気になりました。

※教室の様子

参加者はまず体重、身長、BMI、体脂肪率、腹囲、骨密度などを測定し記録。次に握力、長座体前屈(足を延ばして座り、どれだけ前屈できるか)、30 秒間に何回椅子から立ち上がれるか、 片足立ちで何秒間立っていられるかなどの体力チェックをしました。 スタッフと一緒に年齢別の体力測定の平均値を調べ、自分の体の現状を把握。講座初回となる今回は、理想の体になるために今自分にできることを考え「なりたい『わたし』目標設定シート」に行動の目標を書き出しました。

※体力チェックの様子

講話では保健師の檜山遥(ひやま はるか)さんが 40~50 代の女性の体の変化や気を付けたいこと、健康維持のための対策を丁寧に話しました。ストレスや更年期症状からくる体の不調、女性特有の癌の早期発見の重要性についてもわかりやすく説明しました。

※講話の様子

参加者の伊藤里美さん(50 代)が目指すのは「今よりよくなった自分!」だそうで す。講座に参加した動機を話してくれました。「コロナ禍で行動が制限され、みんなが気を付けるようになったので、コロナ感染のリスクは抑えられてきました。でも、健康のリスク は逆に上がっていると思います。外出を控えたり人と関わらなくなったりして、運動量も 減り、心のバランスもとりにくくなっています。自分の健康を守れるのは唯一自分です。ずっと前向きで元気な自分でいたいと思い、女性の健康教室に参加しました。 昨年に続き2度目の参加ですが、前回の参加でヘモグロビンA1c [*2]の値が 0.5 も下がったんですよ。教室の重要性と楽しさをもっと多くの方に知ってもらいたいです。」 

*2
ヘモグロビンA1c(HbA1c):
赤血球の中にあるヘモグロビンにブドウ糖が結合したもの。赤血球の寿命は約4カ月なので、HbA1cを測定すると検査前の約1~2カ月の平均血糖値がわかる。

保健師・檜山さんは2019年度まで開催していた健康教室について話してくれました。実施期間は3カ月、テーマ や対象年齢も幅広く設定していたそうです。参加者の年齢層や性別に偏りがあったことが大きな課題でした。 改善策として2020年度からはテーマや対象年齢を区切って講座を開催しました。リラックス ヨガ・ロコモ[*3]予防・代謝アップ・女性の健康の四つです。結果として参加者が増え、参加者の健康意識も向上したそうです。 

*3
ロコモ(ロコモティブシンドローム):
運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態

※左より 健康増進課 伊藤さん 檜山さん 安富さん 長山さん 伊藤さん

取材の最後、参加者の伊藤里美さんのコメントをスタッフの皆さんに伝えたところ、歓声が起こり笑顔もあふれました。住民の健康をリードしようとするスタッフと参加者の心が通じ、ここにもまた楽しい「つどいの場」が生まれたように思います。

令和3年度の女性の健康教室(全5回)
第1回  2月2日   オリエンテーション
第2回  2月9日   栄養講話 ストレッチ・筋トレ
第3回  2月16日 調理実習
第4回  3月2日   骨密度測定 骨密度を高める運動
第5回  3月9日   アロマを用いたリラックス法

2022(令和4)年度も2月~3月に教室の開催を予定。詳細は市広報誌・ホームページを確認してください。

講座で紹介された「おすすめレシピ」さばのピリ辛そぼろ風どんぶり
|大人の食育|世代別の食育|一般財団法人 日本食生活協会https://www.shokuseikatsu.or.jp/sedai/otona/recipe.php?id=55

こちらの記事も合わせてご覧ください。
https://townjournal-omitama.com/2022/04/08/m00011/

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瀧澤比佐乃

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